【生臭さ0の裏技も!】鮭の三平汁の作り方

こんにちは。昨日、鮭の脂身(ハラス)を半額でゲットできてホクホクなkiiです。今日は、その鮭の脂身で三平汁を作りました。

鮮度が落ちてしまった鮭でも
生臭さ0!

ショウガを加えなくても、臭みがない鮭の三平汁に仕上がりました!今回は、三平汁のレシピと、鮭の生臭さを取り除くコツをシェアしたいと思います。

味付けは塩のみでシンプルに。鮭と野菜が持つおいしさを、じっくりと味わえるレシピになりました。塩だけだから、味の調整もラクチンです◎
鮭の旨味がしみこんだお野菜がたまらんのです。

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【材料】

  • 鮭の脂身(ハラス) 300g
  • ニンジン      1/2本
  • 大根        5cm
  • ジャガイモ     2個
  • ネギ        1本
  • 絹豆腐       1丁
  • 昆布        15g(15㎝くらい)
  • 水         1200㏄(6カップ)
※鮭の脂身は、切り身、アラ、カマなどでもOK

【作り方】※通常の場合

1. 大きめの鍋に、分量の水を入れて昆布をつけておく。(1時間)
2. 1時間経ったら火をつけて、沸騰直前に昆布を取り出す。



3. 野菜とお豆腐切る。
ニンジン、大根:厚さ0.5cmのいちょう切り(私は小さめだったので半月にしました。)
じゃがいも:大きさ3㎝くらいの乱切り
ネギ:斜めに薄切り
豆腐:2cm角の正方形

4. 昆布出汁に、豆腐と鮭以外を入れて火にかける。
※私は、ネギはやわらかく甘いものが好きですので、最初から入れました。シャキシャキとした食感と辛味を生かしたい場合は、お豆腐と一緒に仕上げに加えてください。

5. 再沸騰したら鮭を入れて、野菜に火が通るまで煮ていく。
※アクが浮いてきたら、取り除きましょう。
※煮汁が少なくなってしまったら、水を足してください。
※塩が吹いている鮭を使う場合は、水にさらして塩抜きしておくこと!

6. 野菜に火が通ったら、豆腐を加えて温める。

7. 味見をして、薄かったら塩、濃かったら水を足す。

【生臭さ0の秘密は「牛乳」】

鮮度のよい鮭を使う場合は、上記の作り方でOKです。今回は、鮮度が落ちてしまった鮭を使いました。生臭さくなったら悲しいので、ひと手間かけました!

  1. 鮭をバットに並べ、牛乳に浸す。
  2.  15分くらい経ったら、キッチンペーパーで牛乳をしっかりと拭きとる。
  3. 塩をまぶす。
  4. 鍋に加える前に、出てきた水分をキッチンペーパーで拭きとる。

  • 牛乳には、ガゼインというたんぱく質がコロイド状で存在しています。このコロイド状のガゼインは、におい成分を吸着してくれるはたらきがあります。ムニエルやレバーの下ごしらえでも、食材を牛乳に浸すことがあります。この牛乳の脱臭効果を利用しているのですね。

  • 塩をまぶして置いておくと、水分が出てきます。この水分と一緒に、生臭さの原因物質も取り除くことができるのです。さらに、水分が出て身が引き締まるので、煮崩れしにくくなりますよ。

【北海道の郷土料理「三平汁」】

最後に、三平汁についてご紹介します。

三平汁は北海道の郷土料理で、ぬかと塩で漬けたニシン、じゃがいも、大根、ニンジン、ねぎ、シイタケなどを昆布出汁で煮て作られます。ニシン以外にも、サケ、タラなどのお魚が使われることもあるのですよ。

味付けの方法もいろいろあります。今回はシンプルに塩のみで味付けしましたが、酒や醤油を加えて香り付けしたレシピや、味噌ベースのレシピなどもあります。

今回ご紹介したレシピもベースに、自分好みの三平汁にアレンジしてみてくださいね♪
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【今まで紹介したレシピはこちら】

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